子育てが一段落して、もう一度働いてみようかなと思っているお母さんたちへ
- 住宅ローンが残っているのに、夫の収入は上がる見込みが薄い
- パートに出ようと思ったけれど、近所のスーパーのレジ打ちは知り合いに会いそうでちょっと気が重い
- できれば事務系のお仕事がいいけれど、秘書は向いていない気がするしかといって英文事務ができるほど英語力に自信があるわけでもないけれど、 何か私らしく働けるお仕事はないかしら?
そんなことを少しでも考えたことがあるのでしたら、もう少しだけお読みください。
- 女性ならではのコミュニケーション能力
- 家事をパッパと片付ける手際のよさ
- 細やかな心配り
- ちょっとした雑用でも気持ちよく引き受けられる大人らしい対応
- 決まった時間内できちんと仕事をやり遂げる時間管理能力
こうしたことは、毎日の家事や育児、ご近所づきあいや親戚づきあい、さらには親戚や夫の上司や同僚とのおつきあいなどを通して、自然に身についていると思います。 あなたはきっと当たり前すぎて、こんなことが「スキル」として仕事に役立つなんて思いもしないのではないでしょうか。
でも、本当は立派な能力なんです。
そんな 「主婦力」 とでもいうべきあなたの能力を生かすことができる ちょっと知的なお仕事があるのですが、ご存知でしょうか?
それは、研究所や大学での 「実験補助」 というお仕事です。
地域の情報誌などによく載っている「実験補助パート募集」というのがそれです。
実験補助なんてよく知らないし、私にはムリ・・・
それなのに、多くのお母さんたちは「未経験だから」とか 「実験補助なんて文系出身の自分には関係ない」 と感じてしまうようです。
でも、本当は「主婦力」を存分に生かせるお仕事なんです。すでにたくさんのお母さんたちが研究所や大学の研究室で実験補助として活躍していますし、文系出身で未経験から始めた方も大勢いるんです。
実際に実験補助のパートの募集をかけている研究者の皆さんに「どんな方に応募してもらいたいですか?」とお話を伺うと、たいていの方が 「男性じゃなくて女性がいい」「できれば既婚の方」で「もっと欲を言えば、子育て経験者がいい」とおっしゃいます。
意外だと思いませんか?
女性であること、既婚で子持ちのほうが有利になるって本当?
ふつうは社会復帰しようと思うと、 「女性であること」 「既婚者であること」 や 「子育て中」 という条件は不利になることがほとんどです。
しかし、実験補助のパートに関してはこの不利と思われている要素が 大きなアピールポイントにもなるそうです。
その理由を求人を検討している研究者の先生にヒアリングしたところ・・・
- 「実験に関する知識よりも、雑用をいやな顔をせずに気持ちよくやってくれる女性がいい」
- 「指示されたことをきちんと守って、素直に作業に取り組んでもらえる方がいい」
- 「現在働いてくれているパートさんたちとうまくやってくれる方がいい」
- 「実際の作業や手順は教えるので、未経験でもまったく問題ない」
- 「経験があっても自分のやり方で勝手に作業を進められるとかえって困る」
- 「子育て経験者は複数の仕事を手際よくやる習慣があるように思う」
というようなご回答をいただきました。
おそらく、募集する側の本音に近いご意見だと思います。
募集をかけてもなかなか応募者が集まらない現実
しかし、実際に研究者の方が求人広告を出してもなかなか応募が集まらなかったり、集まったとしても人数が少なかったりするそうです。
そのため研究所の先生方から「誰かいい人がいたら紹介して」というご相談がちらほらあるわけです。
それにしても、もったいないことだと思いませんか?
多くのお母さんたちは自分のスキルを過小評価してしまい「私にはとてもムリ・・・」と最初からあきらめて応募すらしません。
というよりも、自分ができるお仕事だと思ってもいないのです。
でも、そんな謙虚なお母さんたちのよさを活かすことができるお仕事もあるということを私たちは知っていただきたいのです。
そこで、実験補助というお仕事が実際にどういうものなのかを文系のお母さんたちに知っていただくためにガイダンスのセミナーを開催することにいたしました。
このセミナーにご参加いただければ、きっと「私にもできるような気がしてきた!」という気持ちになれると思います。
なぜなら、あなたが過小評価しているご自分のスキルを講師の門奈さんが気づかせてくれるからです!
面接でのアピールの仕方もしっかりお伝えします。春の求人ラッシュの前に、ぜひご参加ください。
生き生き働くお母さん創造プロジェクト運営事務局
担当:柳澤 奈津子(有限会社ワールド翻訳サービス 取締役)
ガイダンスセミナー 『主婦力が活きる仕事~私にもできる実験補助』
このセミナーでは
- なぜ『主婦力』が求められているのか?
- 実験補助の仕事は具体的にどんなものか?(仕事内容の例 ・待遇・人間関係や環境 )
- 自己発見シートの記入(あなたのアピールポイントを見つけるためのワークを行います)
- 実験補助の仕事について(応募と採用のポイント・所得の壁とスキルアップ・雇用する側の本音)
- 質疑応答
という内容を掘り下げてお伝えいたします。
講師紹介 株式会社リーゾ 代表取締役 門奈 理佐 氏(農学博士)
講師:門奈 理佐 氏
株式会社リーゾ 代表取締役 農学博士
公的研究機関と民間企業での研究者生活を経て、平成21年に「農」に関わる研究向けの 試薬・サービスを提供するバイオベンチャー「株式会社リーゾ」を設立。つくばをはじめ全国の研究者を顧客に持つ。2児の母である兼業主婦。
(とても知的な方ですが、気さくでどんな質問にもストレートに 答えてくれる女性研究者です。聞きたいことはどんどんお聞きくださいね!)
ガイダンスセミナー受講者様の声
- 「具体的に興味深い話が聞けて楽しかったです」
- 「研究所で働くという目標に近づけました」
- 「参考になりました。現実に働けたらうれしい」
- 「主婦側の気持に沿った内容で満足です」
- 「文系の私でも自信を持って応募でき、無事に採用されました!!」
昨年の6月から11月にかけて6回ほど試験的にセミナーを行った結果、実際に実験補助のお仕事に応募した5名の方は、私が把握している限り全員無事に就業が決まったそうです。
うれしいご報告を聞くことができ、講師の門奈先生もとても喜んでいました。
少しずつですが、確かな手ごたえを感じています。
あなたに、もう一度働きたいというお気持ちが少しでもあるのでしたらぜひ、ガイダンスセミナーに参加してください。
やれそうかどうか、ぜひ、ご自分の目でご判断していただきたいと思います。
ガイダンスセミナーの日程
『主婦力が活きる仕事~私にもできる実験補助』
開催日程は3月の2回です。
平成24年3月7日(水) (つくばふれあいプラザ:旧茎崎町)
平成24年3月14日(水) (「ワンコイン寺子屋つくば」:つくば市二ノ宮)
時間:両日とも午前10時~11時半
受講料:500円+教材費500円(ガイダンス資料+小冊子)
備考:教材として、他では手に入らないオリジナル小冊子 『実験補助パートってどんな仕事?~面接では聞けない本音のQ&A集』をご用意しています。(この小冊子を面接の前にお読みいただければきっと参考にしていただける内容がたくさんあると思います。)