受講生のモデルケースをご紹介します

受講生のみなさまにインタビューさせていただいた内容をご紹介します。

文系出身で未経験の方ばかりですが、すでに就業されている方にも インタビューできましたので、ぜひ、実際のお仕事の内容など 参考にしていただきたいと思います。 

モデルケース Y.Aさんの場合

Y.Aさん(セミナー受講→就業中)

短大卒業後、大手製造メーカーに約6年勤務。

結婚・出産・子育てが落ち着いた3年前からゴルフ場にてレストラン勤務を1年半。その後、実験補助者育成講座に通いラボに就職。現在は、ラボでの仕事と家事、自宅でお菓子教室を開くなど充実した毎日を送っている。

◆ ガイダンスセミナーに参加

実験補助者になろうと思ったのは、研究所公開のときに見学に行って、研究所での仕事に興味を持ったのがきっかけです。

『常陽リビング』を読んでいたら、タイミング良く実験補助者のガイダンスセミナーがあったので参加しました。

「私にもできるかしら。。。」と思っていましたが、まったくの初心者でも実験補助の仕事がどういうものなのかよく分かるセミナーで、雇用条件もかなり自分に合っており、「これなら私にもできる!」と思えたので、セミナー終了後すぐに求人に応募しました。

◆ セミナー受講後の求職活動

インターネットの求人サイト(TCI)や各研究所のホームページ、『常陽リビング』の求人欄を見て、募集があるラボに応募しました。

面接を受けたのは2箇所。
今勤めている「農業生物資源研究所」と「●●研究所」です。

たまたま、同じ日に面接を受けたのですが、「研究所によってこんなに雰囲気が変わるものなのか・・・」と思いましたね。

農業生物資源研究所では、仕事内容の説明や勤務日・勤務時間などの雇用条件の説明を受けて15分くらいで終わりました。

「面接」といった感じではなく、のんびりした雰囲気が良かったなというのが第一印象です。

一方の「●●研究所」のほうは、会議室に2時間!

研究室での研究内容を1時間くらい聞いた後、
「なぜこの仕事を選んだのか」
「この仕事を今後どのように活かしていきたいか」
「今までしてきた仕事はどのようなものだったのか」……などなど、
履歴書に沿って事細かに1時間くらい質問されました。

あまりに細かすぎて終わったときはグッタリ……。
面接が終わったのは17時30分過ぎでしたから、子供がいることも分かっているのに、ずいぶん長いなと感じてしまいました。

◆ お仕事タイムテーブル

「農業生物資源研究所」から採用のご連絡をいただき、すぐに就業を決めました。

8時過ぎ 自宅出発。研究室までは30分くらいです。
8時40分 研究室到着。実験室の開錠(開いていないときのみ)、ポットの湯と加湿器の水を補充。
9時 お仕事開始。PCでメールチェックをしたら実験開始、もしくはブラストサーチ。
9時40分頃 ボス出社
10時30分頃 コーヒーを入れて、お茶の時間。
10時50分頃 コーヒーカップを洗って実験の続き、もしくはブラストサーチ。
12時 お昼休み。研究室で持参したお弁当を同僚のパートさんと食べています。
13時 午後の就業開始。実験の続き、もしくはブラストサーチ。
14時 コーヒーを入れて、お茶の時間。
14時20分頃 コーヒーカップを洗って実験の続き、もしくはブラストサーチ。
15時 お仕事終了。お疲れさまでした。
15時30分 帰宅。自宅での家事が待っています。

◆ インタビュー

――現在のお給料、勤務スタイルは?

時給は904円です。週4日の契約で、1日5時間働いています。

――仕事の面白いところは?

今まで手にしたことのない機器を使った細かい作業が面白いですね。形質転換やコロニーPCR、シーケンス反応など、ここでしかできないことができること、今までやったことができることは大きなやりがいになっています。

――ラボで働く前後で生活はどう変わった? 就業前も充実していましたが、今はさらに楽しい日々を過ごしています。 子供たちは研究所での実験に興味津々みたいです(笑)。 子供にお仕事の話をすることも増えましたね。

――このサイトを見ている方へのメッセージ

私は、ラボの仕事を通して新しい出会いがたくさんあり、毎日とても楽しく働いています。

実験補助者育成講座のセミナーを受けていたので、まったくの初心者からでしたが少し余裕を持って仕事をスタートできました。

もちろん分からないことだらけですが、毎日新しいことを知って、できるようになるのでとても充実しています。

今までやったことのない仕事でも、やってみたいという気持ちがあれば何でもできると思いますので、ぜひみなさんも前向きに取り組んでみてください。

モデルケース 滝 英代さんの場合

滝 英代さん(40代 講座受講中)

【家族構成】夫・長女・次女

――実験補助者という仕事を知ったきっかけは?

『常陽リビング』などの広告で、つくばの研究機関で募集していることを知りました。ガイダンスセミナーに参加したのは、たまたまつくばの情報をインターネットで検索していて見つけたからです。

セミナーでは、研究室では「どんな人が必要なのか」「どんな仕事をお手伝いするのか」「何をどうやって行うのか」など、門奈先生に分かりやすく具体的に教えていただきました。

また、毎回セミナーで一緒だったみなさんとも親しく情報交換ができ、とても有意義な時間を過ごせました。

――講座の感想は?

どんな風に実験補助の仕事を学んでいくのか興味がありましたので、楽しく学んでいます。

柳澤さんのバックアップのもと、門奈先生のような素晴らしい農学博士の方に直接ご指導いただけるラッキーなチャンスを逃してはならないと、真剣に取り組んでいます。

講座の難易度は、初心者の私にとっては自発的に調べたり、テキストの内容を自分のものとして解答していくのには調度いいです。

毎回、提出課題の解答には門奈先生からの細かいアドバイスが、自分の解答の要所に分かりやすく記載されて返信されてきます。

「自分の解答のどこOKでどこがNGなのか」が一目瞭然で分かることでモチベーションが上がり、次の課題にも楽しく取りかかることができます。また、門奈先生からの回答を読み、自分が提出したものとの違いを考えるのも楽しいですね。

――学習の進め方は?

私の場合は、セミナーに参加してから先にOJTを受け、通信講座を受けつつ3回のスクーリングに参加しました。早めに門奈先生から個人指導していただけたことが、この講座を受けるうえでプラスになりましたね。OJTで体感したことを通してテキストの内容を想像し、そのうえで添削問題の内容に関連することを調べていきます。そして、それを具体的に文章にしていくのが一連の学習の流れになっています。空いている時間にいろいろ調べておき、スクーリングでの良い刺激を受けた後に 具体的に解答を進めています。

――このサイトを見ている方へのメッセージ

この講座は、主婦でも楽しく自発的に学べるようにつくられています。良いことは、今すぐにやってみるべきです!  

モデルケース C.Nさんの場合

C.Nさん(セミナー受講→就業中)

――実験補助者という仕事を知ったきっかけは?

『常陽リビング』を読んでいて見つけました。以前は、実験補助者って正直「自分には無理」って思っていましたが、「主婦力が求められている」という言葉に興味が湧き、「だめもと」でガイダンスセミナーに参加しました。

――受講を決めた理由は?

ガイダンスセミナーでは、「主婦のどんな能力が仕事に活かせるのか」「専門外でも大丈夫なのか(文系出身でしたので)」「具体的にはどんな仕事をするのか」など細かく聞けました。何より、門奈さんが“主婦目線”で説明してくださったことが決め手になりましたね。生き生きとした門奈さんを見ていて良い刺激をもらえました。また、仕事の条件が子供のいる自分にとってぴったりだったことも重要なポイントでした。

――現在の勤務スタイルは?

週4日、午前9時から午後3時まで5時間で働いています。昼休みは1時間で、そのほかにお茶の時間があります。[*子供の都合で突然お休みをいただくこともあるのですが、いつも快く応じてくださってとても助かっています。*]半年の勤務契約以降は有給も付くそうです。

――仕事内容は?

デリケートな装置があったり、高価な薬品だらけの研究室ですから、そそっかしい私は最初は緊張しっぱなしでした……。

でも、ある日ボスから、
[*「失敗そのものよりも分からないことやあやふやなこと、間違ってしまったことを正直に話してくれればきちんとした対処ができ、それがこの仕事においていちばん大事なことなんだ」*]
って教えていただきました。毎日ラボのみなさんに支えられながら働いています。

――このサイトを見ている方へのメッセージ

専門の方はもちろんですが、私のような理系が苦手な主婦でも活躍できる職場です。仕事も人間関係も不器用ですが、誠実に向き合っていきたいと思ってます。みなさんも、やる気さえあればチャレンジしてみる価値のある仕事だと思いますよ。

モデルケース 矢口 貴代さんの場合

矢口 貴代さん(現在ベーシックコース受講中)

――実験補助者の仕事を知ったきっかけは?

子供が小学校に入り、そろそろ仕事を・・・と求人広告等を見ていたとき、 新聞の折り込みに小さな「寺子屋」のセミナーのチラシを見かけたのがきっかけです。

――ガイダンズセミナーに参加したきっかけは?

以前から周りのママ友さんなどから、働き始めるきっかけがあったとしても、書類選考で(特に子育て中の主婦は)よく落とされているので、職に就くのが難しいということは、周りから聞いていてよくわかっていました。

「寺子屋」さんのそのチラシには、実験補助者が主婦がむいていて、求められているというフレーズに興味をもちセミナーでまずは話を聞いてみようと申し込んだのがきっかけです。

――セミナーの感想をお聞かせください。

まず、講師の方が同じ母親であって、セミナーを立ち上げたことも研究に関する仕事と同時進行でしてらっしゃることが印象的でした。パワーがあって、尊敬できる方だと思いました。更に、主婦であることがメリットになるお仕事を教えてもらって、受講後は関心が高まりました。

――受講を決めた要因は何ですか

働きたいけれども、再就職するにはブランクがありすぎて心配・・・資格や、企業にたいする自分のスキル、武器をもっていたほうが有利ではないか?まったくの無知で応募して、もし採用されても、知らないことだらけで余裕のない仕事で最初大変なのかなぁ、などと考えていたので。

――講座の難易度についてはどう思いますか?

理数系出身でないため、ほぼ未知の内容なので心配でしたが自分で調べたり考えていくと、満点とまではできませんが激ムズカシイとは思わずに勉強出来ているので、難易度は中の上ぐらいだと思います。

――受講中モチベーションになったことは何かありますか?

まだ受講中ですが、門奈先生からの添削結果が返ってきて自分の出来がどの程度のものなのか、学生以来の緊張感を感じ次の課題もがんばろうと思えます。また、受講中の合間のセミナーに参加して自分と同じように実験補助者の勉強をしている方々がいるのだとわかること、心強くはげみになりました。

――(受講に際して)不安だったことは何かありますか?

特にありません。

――学習はどのように進めていますか?

色々時間を見計らって、スキマ時間で学んでます。一日30分~1時間内・・もっと少ないかも

――このサイトを見ている方にメッセージをお願いします。

少しでも実験補助者に興味がある方、近い将来の自分の武器になるかもしれない心強い味方の講座だと思います。