たとえば、日本語の論文を英語へ翻訳する場合、私たちの翻訳チームは、一語一句日本語の原文に縛られた状態で英単語へと置き換えるような翻訳はいたしません。日本語の原文から著者の意図を汲み取り、英語のネイティブならこう書くはずという観点から英語へ翻訳します。
担当するのは厳しい審査に合格した翻訳者・校閲者のみです。論文の場合には、論文翻訳の実績が豊富な各分野の翻訳者を起用します。また、ネイティブの校閲者は18年以上の論文校正のキャリアを持つ、まさにエキスパートを起用いたします。
そして、執筆者の意図を正確に反映するために、翻訳コーディネーターが中心となり、日本人翻訳者、品質管理者、ネイティブの校閲者の4者間でやり取りをしながら、細かな表現やニュアンス、本来表現したかった内容の確認などを丁寧に行います。
さらに、私たちは納品後もアフターサービスとして、翻訳内容に関する質問には無償で対応いたします。ご質問がある場合には、日本人のコーディネーターが丁寧に対応しますので、安心してお問い合わせくださいませ。
こうした点を多くの研究者様より高く評価していただき、これまでに7000件以上の論文のお取り扱い実績があります。
高エネルギー加速器研究機構/環境省/産業技術総合研究所/物質・材料研究機構/宇宙航空研究開発機構/理化学研究所/自然科学研究機構/綜合地球環境学研究所/国立遺伝学研究所/労働安全衛生総合研究所/国立医療品食品衛生研究所/放射線医学総合研究所/国立健康・栄養研究所/国立環境研究所/国土技術政策総合研究所/海上技術安全研究所/防災科学技術研究所/気象研究所/建築環境・省エネルギー機構/建築研究所/土木研究所/国際農林水産業研究センター/農業環境技術研究所/森林総合研究所/農林水産省農林水産技術会議事務局/食品総合研究所/中央農業総合研究センター/京都府立海洋センター/中央水産研究所/日本農業経営学会/農業生物資源研究所/動物衛生研究所/果樹研究所/秋田県総合食品研究所/東北農業研究センター/野菜茶業研究所/日本中央競馬会競走馬総合研究所/自然環境研究センター/国土地理院ほか
日本国際協力センター/国際開発高等教育機構ほか
東京大学/京都大学/筑波大学/千葉工業大学/東京農工大学/北陸先端科学技術大学/奈良先端科学技術大学院大学/豊橋技術科学大学/静岡理工科大学/電気通信大学/早稲田大学/東京電機大学/防衛医科大学/自治医科大学/茨城県立医療大学/高崎健康福祉大学/東北大学/千葉大学/八戸工業大学/帯広畜産大学/岩手大学/大阪大学/名古屋大学/秋田大学/弘前大学/山形大学/茨城大学/埼玉大学/宇都宮大学/群馬大学/日本大学/東京農業大学/武蔵野工業大学/お茶の水女子大学/北里大学/横浜国立大学/横浜市立大学/神奈川大学/静岡大学/山梨大学/金沢大学/三重大学/滋賀大学/九州大学/大阪芸術大学/流通経済大学/奈良女子大学/愛媛大学/岡山大学/香川大学/畿央大学/近畿大学/国士舘大学/島根大学/女子栄養大学/東京医療保険大学/中央大学ほか
株式会社リクルートワークス研究所/大手製薬会社研究部門/大手食品会社研究所/大手自動車会社研究部門/日本開発政策研究所/民間研究所ほか
科学/化学/生物学/医学/薬学/物理学/工学/電気・機械/ナノテク/バイオ/金属・材料/環境/農学/水産/土木・建築/IT/看護学/感性工学ほか
研究論文/報告書/規定集/契約書/MSDS/プレゼンテーション用資料/国際会議関連資料/マニュアル/ホームページ/特許関連資料/パンフレット/専門書籍/各種証明書ほか
私たちは、翻訳ソフトを使っての大量生産的な翻訳はいたしません。
一文一文、原文を読み込んだ上でベテランのプロの翻訳者があなたの大切な論文を英語へ翻訳いたします。そのため、短納期で大量の原稿を即納できるわけではありませんが、翻訳コーディネーターが中心となり、
・プロの翻訳者として適切なトレーニングを受け、論文翻訳の実績が豊富な日本人翻訳者
・ジャーナル投稿の論文の英文校正を専門とする校正歴18年以上のネイティブの
English Editor(校閲者)
・裏付け調査のスペシャリストである品質管理者
を1つのチームとし、どんなに小さな案件にも翻訳のプロフェッショナルとして
4人のチームで取り組みます。これは、Abstractのような200単語以下の案件でも同じです。
英語の論文は日本語以上にロジカルな流れが求められます。場合によっては、校閲者から「この根拠は?」「Referenceは?」という質問が入ることもあります。ひとつひとつ、丁寧に読み込んでいるからこそ出てくる質問です。そのような場合には、あなたから回答をいただくか、説明していただいたうえでベストな表現を提案させていただきます。
また、原文の意図を正しく反映し、なおかつ、明確でシンプルな表現に仕上げるため、2つの解釈が可能な文章の場合、どちらが本意なのかを確認するためにコーディネーターから確認させていただくこともあります。
このように原文の日本語を対応する英単語に置き換えていくタイプの翻訳ではなく、ネイティブが書いた英文と同レベルの品質になるよう、妥協せずに手間をかけて取り組みます。
ご注文確定時の納期は100%守り続けています。
論文翻訳の場合、アブストラクトや短い原稿など早いケースでは、ご注文から3日以内に納品できることも多くあります。
納期の目安:
アブストラクト→ご発注後1~3営業日
5000文字以内→ご発注後5~10営業日
10000文字以内→ご発注後2~3週間程度
※上記の納期は目安です。あなたの分野に対応できる翻訳者の受注状況によって多少変動する場合があります。
見積依頼の際、もしくは最初のお問い合わせの段階で、ご希望の納期がある場合にはお知らせください。
お急ぎの場合にもできる限りの対応をさせていただきます。
どんなに短いアブストラクトでも、必ず翻訳コーディネーターを中心に、4名の論文翻訳の専門チームのメンバーがかかわり、ダブルチェックを行うことで厳重に品質を管理しています。
たとえば、
「ジャーナルの規定に従って●●単語以内に収まるように英訳してほしい」
「スピーチ原稿なので、それらしく仕上げてほしい」
「とにかく急いでいるから、質よりスピード優先で」
「同僚に紹介されたんだけど、その人と同じ翻訳者にお願いしたい」
「ここは翻訳作業をしてほしいけど、これ以降は対象外にしてほしい」など、
状況によってさまざまなご要望があると思います。
こうしたご要望は担当のコーディネーターにお伝えください。責任をもって対応させていただきます。
あなたの意図を正しく汲み取ったうえで、スマートでシンプルな英文に仕上げるために、納品後も翻訳内容に関するご質問にはアフターサービスとして無償で対応いたします。
ご質問がございましたら、担当の日本人コーディネーターにお知らせください。コーディネーターがあなたと翻訳者・校閲者の橋渡しをさせていただきますので、気楽にやり取りができます。
また、納品後2週間以内などといった質問期間の制限は設けていません。請求書等の事務処理後もご質問には対応いたしますので、どうぞご安心ください。
数個のご質問の場合には、通常、半日~24時間以内に回答させていただきます。
わたしたちのサービスを実際にご利用くださったお客様にインタビューさせていただきました。
判断材料のひとつとしてご覧いただければ幸いに存じます。
お問い合わせフォームに必要事項をご記入の上、原稿を添付して送信ボタンを押してください。
ご希望の納期やリクエストなど何かありましたらお知らせください。
ご紹介の方で、指名の翻訳者や校閲者がいる場合には、「その他のご要望、ご質問」の欄に指名したい方の名前を記入してください。
担当のコーディネーターよりお見積りをメールにてお送りいたします。
価格・作業範囲・納期・納品方法等についてご確認くださいませ。
ご質問等がありましたら、メールもしくはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
見積内容をご確認いただき、ご依頼いただける場合には、メールもしくはお電話にて注文の旨をお知らせくださいませ。
(なお、調達や会計部門からのFAXの注文書が必須の場合、FAXを受領した時点で正式なご注文とさせていただきます。)
担当のコーディネーターがあなたの原稿に最適な翻訳者や校閲者を選定し、発注します。
あなたの原稿の翻訳チームがひとつひとつの文章を丁寧に熟読し、あなたの意図を理解しながら翻訳作業を進めていきます。
そのため、スピード自慢はできませんが、丁寧な読み込みがあるからこそ実現する翻訳サービスを提供いたします。
リライト済みの原稿が届いたら、今度は品質管理者が最終チェックを行います。
すべての原稿で校閲者と品質管理者のダブルチェックを行い、納品前の原稿管理を徹底しています。
納品予定日までに担当コーディネーターからメールで翻訳後の原稿が納品されます。
翻訳内容をご確認いただき、ご不明な点やご質問がありましたら、お気兼ねなくお問い合わせください。
納品をご確認いただいた後、請求書等(見積書・納品書・請求書の3点セット)をお送りいたします。完了届や翻訳証明書が必要な場合には、お知らせください。ご指定のフォームにも対応いたしますので、お気軽に担当のコーディネーターまでご相談くださいませ。
請求書等の伝票発行後も、アフターサービスとして翻訳内容に関するご質問には無償で対応させていただきますので、ご安心ください。あせらずにじっくりと内容をご確認くださいませ。
吉村 和也(翻訳コーディネーター)
翻訳者や校閲者によって読みやすく流れる英語へと変化するプロセスはまるで言葉のマジック。この魔法をご体験ください。
ワールド翻訳サービスにコーディネーターとして入社し、6年になります。
弊社と他社さんとの一番の違いは、翻訳者と校閲者の力量の違いだと思います。
論文レベルの難しい内容でも原文の意味を理解しながら別の言語へと翻訳されていくプロセス、あるいはお客様が書かれた英語論文が校閲者によって英語らしい表現へとブラッシュアップされていくプロセスは、まさに言葉のマジックです。
魔法をかけられたように、読みやすく流れるような英語へと変化します。
お客様は高品質で早い納期を望まれますが、高品質な原稿を仕上げるためには翻訳者も校閲者もそれなりの時間が必要です。
機械翻訳といった簡単なプロセスではなく、常にベストな表現を目指しながら、一文一文を丁寧に翻訳・校閲しているため時間が
必要となるのですが、それをお客様のご希望と一番良い状態で引き合わせるというのが、コーディネーターの仕事だと思っていま
す。
メールで完結する案件が多く、お客様と直接接することが少ないため、「投稿した論文がアクセプトされた」、「英語でのプレゼ
ンがうまくいった」などとお客様からお喜びの言葉をいただけたときは、お客様の素晴らしい功績の中で私たちの役割はほんの僅
かな部分ではありますが、少しでもお役に立てたことを大変嬉しく感じます。
高品質で仕上げてくれる翻訳者と校閲者のおかげで、今もリピート率は高い状況ですが、リピート率がさらに100パーセントに近
づくよう努力し続けたいと思います。
私たちに協力してくれている方々を
5名ピックアップしてご紹介させていただきます。
【翻訳者】興野 登氏
三菱電機株式会社を経て現在ハイパーテック・ラボ代表
1971年,東北大学工学部電気工学科卒業
2005年,熊本大学大学院自然科学研究科卒業
博士(工学)
日本工業英語協会理事・副会長・専任講師
日本工業英語協会日本科学技術英語教育センター長
中央大学理工学部非常勤講師(科学技術英語,Academic Writing & Presentation)
東京工業大学大学院非常勤講師(Academic Writing)
東京電機大学大学院非常勤講師(Academic Writing & Presentation)
元英語翻訳学校講師(技術翻訳)
元音響学会,電子情報通信学会,AES (Audio Engineering Society) 会員
テクニカル英語の翻訳者として幅広く活躍。
30年以上に渡り電機メーカーにてスピーカーを中心とした音響技術の研究開発に従事。この間,多数の海外発表や海外特許出願を実施。 会社を早期に退職し,神奈川工科大学大学院、日本大学,神田外語大学,上智大学,中央大学、東海大学,東京工業大学等にて音響工学および技術英語の教鞭をとる。
テクニカル・ライティングは工業英語協会の中牧広光氏に師事し、企業や大学等での研修も多数受け持つ。
工業英検1級、実用英語技能検定1級(優秀賞)、通訳案内業ライセンス保持。
【翻訳者】栗村 直美氏
フリーランス通訳・翻訳者。4年間の社内通訳・翻訳者を経て米国モントレー国際大学院に留学。通訳・翻訳の修士号取得後帰国、
フリーランスとなる。論文、契約書、マニュアル、ビジネス文書などの日英・英日実務翻訳を手がける。
2005~2011年、翻訳者養成学校で講師を務める。
2007~2009年、 筑波学院大学 非常勤講師 「通訳の基礎」講座担当。
2012~現在、 弊社実務翻訳講座にて「基礎講座」「実践コース」「発展コース」の講師。
フリーランスの通訳・翻訳者として1999年より活動されている方です。実力だけでなく、物腰のやわらかな穏やかな方です。
また、二人のお子様の母親でもあり、当社のコーディネーター全員が心から尊敬する優秀な翻訳者さんです。
【校閲者】Ann Munroe氏(Scientific Editor)
オーストラリア国籍。シドニー大学獣医学部卒業。Scientific Editorとしてオーストラリアの製薬会社や官公庁で活躍後、
プロのエディターとして独立。
研究論文専門の校閲者として複数の日本の翻訳会社と20年以上の取引実績がある。現在も、弊社を含め日本の翻訳会社数社で現役の
校閲者として第一線で活躍中。日本の研究者が海外のジャーナルへ投稿する際の心強い味方となっている。
Board of Editors in the Life Sciences(USA)の会員。
得意分野:製薬、獣医学、遺伝学、環境、水産、農業
【品質管理者・翻訳者】小林 はる美氏
放射線科 画像診断専門医
マンモグラフィー読影認定医
東京慈恵会医科大学卒業後、放射線科専門医として30年以上医療機関に勤務。
現在も非常勤の医師として画像診断だけでなく、産業医学および予防医療に従事。
2007年より翻訳の学習を開始し、医薬、技術を中心に12の翻訳講座を修了。
弊社においては、医師として培った経験や知識に基づいた翻訳、より専門性の高い分野の訳文のチェックや、ネイティブ校閲者との英語表現
の調整といった品質管理を手がけている。