スタッフ紹介
吉村 和也
翻訳者や校閲者によって読みやすく流れる英語へと変化するプロセスはまるで言葉のマジック。この魔法をご体験ください。
20代の頃は英語とは無縁の企業に勤務していましたが、オーストラリア人の友達が数人いた縁もあり、観光をメインとしてオーストラリアで一年くらいのんびりと過ごしました。滞在時、列車を使った縦横断の旅をしました。一ヶ月半の間、列車での車中泊を繰り返しながら内陸の砂漠地帯を通過する旅でした。アウトバックの大地から昇る美しい朝日、野生のカンガルーが壮大な自然の中を自由に飛び跳ねている姿、ワシが獲物の上で威厳あるポーズをしているシーンなどがとても印象に残っています。
一年後、日本に戻ってからは、「英語に関する仕事がしたい」と思うようになり、仕事を探し始めました。派遣スタッフとして宇宙関連企業で2年間勤務したのですが、仕事という厳しい環境で英語に触れることにより、オーストラリア滞在時よりも英語を上達させることができました。
その後、ワールド翻訳サービスにコーディネーターとして入社し、6年になります。
弊社と他社さんとの一番の違いは、翻訳者と校閲者の力量の違いだと思います。 論文レベルの難しい内容でも原文の意味を理解しながら別の言語へと翻訳されていくプロセス、あるいはお客様が書かれた英語論文が校閲者によって英語らしい表現へとブラッシュアップされていくプロセスは、まさに言葉のマジックです。魔法をかけられたように、読みやすく流れるような英語へと変化します。
コーディネーターは、お客様から依頼をいただいた翻訳やお客様が書かれた文章のネイティブチェックなどについて、翻訳者や校閲者(ネイティブチェッカー)を手配します。
お客様は高品質で早い納期を望まれますが、高品質な原稿を仕上げるためには翻訳者も校閲者もそれなりの時間が必要です。機械翻訳といった簡単なプロセスではなく、常にベストな表現を目指しながら、一文一文を丁寧に翻訳・校閲しているため時間が必要となるのですが、それをお客様のご希望と一番良い状態で引き合わせるというのが、コーディネーターの仕事だと思っています。
メールで完結する案件が多く、お客様と直接接することが少ないため、「投稿した論文がアクセプトされた」、「英語でのプレゼンがうまくいった」などとお客様からお喜びの言葉をいただけたときは、お客様の素晴らしい功績の中で私たちの役割はほんの僅かな部分ではありますが、少しでもお役に立てたことを大変嬉しく感じます。
高品質で仕上げてくれる翻訳者と校閲者のおかげで、今もリピート率は高い状況ですが、リピート率がさらに100パーセントに近づくよう努力し続けたいと思います。