2.専門性の高い文書を扱うプロフェッショナル



ワールド翻訳サービスは、茨城県のつくば研究学園都市に隣接しているという土地柄もあり、研究論文専門の翻訳会社として設立されました。


ご依頼いただく案件のほとんどが論文等の研究機関にまつわる案件です。


つくばの公的な研究機関や大学・民間企業の研究室とのお取引を中心に、北は帯広、南は沖縄まで日本全国の研究者の先生方にご利用いただいております。

専門性の高さ、という面での私たちの特徴は4つあります。

1. 投稿論文の英訳・英文校閲が圧倒的に多い

たいていの翻訳会社では、英語から日本語への翻訳案件が大半を占めます。つまり、海外の情報を日本へ取り入れるための翻訳が多いのです。 一方、弊社は、日本語を英語へ翻訳する案件が圧倒的に多いのが特徴です。翻訳全体の90%以上が英語への翻訳案件です。つまり、日本から海外へ情報発信するための翻訳です。これは、「日本のすばらしい研究成果を海外へ情報発信するための後方支援を行う」という経営理念に合致するもので、非常にうれしいことです。

2. 登録翻訳者・校閲者のレベルの高さ

日本語の科学技術論文を適切に英訳できる翻訳者は非常に少なく、数が限られています。 弊社では論文の日本語から英語への翻訳を毎日扱っているので、各分野の英訳に精通し、実績豊富な翻訳者を確保しています。そのため、科学技術分野の論文に絞って対応させていただいております。本当の意味でプロフェッショナルの翻訳者、校閲者(English Editor)を確保するため、厳正な独自の審査を行い、審査に合格した方のみを起用いたします。(合格率は10%未満です。)そのため、安定した品質を確保することができています。

3. 取引先は研究機関や大学

弊社は小規模な会社ですが、専門性の高い文書に特化したサービス展開をしているため、お取引先は日本トップクラスの技術力を誇る名だたる組織の方々です。詳細は納品実績をご覧いただきたいと思いますが、そうした方々の後方支援をさせていただいているということは、私たちにとってとても誇らしいことです。

4. リピート率が87.5%!

この事実からも、弊社の英訳への品質の信頼がいかに高いか、おわかりいただけると思います。 弊社には営業マンがいるわけではありませんので、お客様にごあいさつにうかがったり、たまにお電話をかけたり、というフォローができているわけではありません。が、私たちの品質やサービスを気に入ってくださり、リピートしてくださる方が非常に多く、ありがたいことだと感じています。論文など専門性の高い文書の翻訳を翻訳会社などの第三者に任せるというのは、勇気のいることだと思いますが、一度気に入っていただけると専門性が高いからこそ、ほかへ切り替えるリスクを避け、何度もリピートしてくださっているようです。

最近は投稿論文でも見積競争になることが多く、せっかくお問い合わせいただいても価格で負けてしまうこともありますが、やはり、品質面を評価して声をかけていただけるのはとてもうれしいことです。

機械翻訳を使用せず、100%マンパワーにこだわるのも、研究者の方々の大切な研究成果である論文をプロフェッショナルの手によって丁寧に翻訳させていただきたいからです。効率や価格の安さばかりを追い求めていては失うものがあると思いますし、論文の英訳には本当のプロの技が必要だと考えているため、弊社では機械翻訳を一切使いません。こうした思いがお客様にも自然と伝わっているのかもしれないと思うと非常にうれしい気持ちになります。