第9回 相づちの打ち方Ⅱ

2016年10月27日 13時50分

今回は前々回(第7回)「相づちの打ち方I 」の続編です。
 
会話のキャッチボールにおいて「相手の話に関心があると示すことが大切」というのは
みなさんお分かりかと思います。

そのためにどうすればよいか。
一番簡単で効果的な方法が相づちです。

普段人と話すときには、必ず相づちを打ちますよね。
相づちが適当だと「興味が無いのかな」「きちんと話を聞いていないのでは?」
と相手に思われます。気持ちのいいものではありませんよね。

逆に、相づちが自然で適度だと「よく聞いてくれている」と相手によい印象を
抱くでしょう。

たかが相づちではありますが、相づちが相手の印象を大きく左右する
と言っても過言ではありません。

相づちの表現そのものは、シンプルで難しいものではありませんので、
知っていればすぐに取り入れることができる部分です。
確認のためにも、英会話の基本の「き」として、ぜひご覧ください。

相づちの打ち方Ⅰ」では驚いたとき、悪い話を聞いたとき、良い話を聞いたときの
相づちを取り上げましたが、今回は相手の話に賛成・同意するときを取り上げます。
(相づちの打ち方Ⅰをまだ見ていない方は、先にIを見ることをお勧めします。)

相手が自分に共感、同意してくれると、グッと話が盛り上がりますし、
話がしやすくなりますよね。
そういった場面では、ぜひ積極的に取り入れてみてください!
 
逆に同意できない場合は、少し複雑になりますので、また別の機会に取り上げますね。
 

 
今回は、第4回と第5回で取り上げた「会話を盛り上げるテクニック1:質問する」
「会話を盛り上げるテクニック2:情報を提供する」を組み合わせた手法も紹介しています。
 
「質問する」、「情報を提供する」、「自然でふさわしい相づちをする」、
この3つがスムーズに出てくるようになれば、
雑談や日常会話は、かなり自信が持てるようになります。
まだ第4回と第5回を見ていないという方は、ぜひ合わせて見てみてください。
 
次回はTEDを使ったプレゼンのポイントをお伝えします。
11月の半ばを予定していますので、どうぞお楽しみに…!
 
 

講師プロフィール



Keiko Schlabach
フリーランス翻訳者/英語教材のライター兼エディター

サンフランシスコ州立大学や、ボストンのNortheastern University内の語学学校で
英語を学ぶ留学生に、講師として英語での論文の書き方やプレゼンテーションの仕方を教授。
現在はフリーランスの翻訳者・英語教材の開発者として日米の民間企業で活躍中。
講師時代はClassroom teacherとしてとても人気があり、
語学学校のセンター長からも厚い信頼を寄せられていた方です。
 
2008年 サンフランシスコ州立大学にてTESOL(英語教授法)修士取得。
2007年-2009年 サンフランシスコ州立大学American Language Institute勤務。
2009年-2011年 College of Professional Studies, Northeastern University勤務。
2010年-2013年 International Language School, Education First勤務。
 
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