英語で「青信号」は「green」~日本語と英語の色の捉え方の違い

2023年11月22日 17時01分

先日、信号待ちをしていて信号が青に変わったときに、
一緒にいた子どもが「みどり!」と言ったのを聞いてハッとしたのですが、
英語では「青信号」は「blue」ではなく「green」と言いますよね。
 
確かに言われてみると、実際の色は青ではなく、緑・・・?
ずっと「青信号」と認識し続けてきたので、
今まで疑問に思ったことはなかったのですが、
なぜ日本語では「青信号」と言うのでしょうか?
 
調べてみると、信号機は世界中で同じ色(赤・黄・緑)が使われているものの、
日本で初めて信号が設置された際、
新聞などのニュースで緑ではなく青と表現されたことで、
一般的に「青信号」という呼び名が定着したのだとか。
 
「青信号」と呼ばれた背景には、
日本語における色の認識の仕方も関係しているようで、
例えば、「青りんご」「青虫」「青菜」など、
日本では実際には緑のものを青いと言うことが多いですよね。
 
古来の日本で初めて認識された色は「白・黒・赤・青」の4色で、
緑は青に含まれていたため、緑色のものを青と表現してきた文化があるそうです。
 
日本語と英語で色の捉え方が違うことは他にもありそうですので、
今後また記事にしたい思います!


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