オンライン英会話で人気の会社を比較してわかったこと6つ

2015年9月10日 11時56分

From 中谷
 
英会話を習いたいと思ったとき、数年前までは「どこかに習いに行く」というのが定番でしたが、家庭でも会社でもインターネットが使える現在「オンライン英会話」の人気が高まっています。
 
オンライン英会話は大手から小規模のものまでさまざまで、講師の数や特色もそれぞれに異なります。
 
今回は、人気のあるオンライン英会話をいくつかピックアップして比較してみました。

1. 料金だけならDMMがダントツに安い!

オンライン英会話の利用料金は月額制のところがほとんどです。
そこで一番ベーシックな毎日1回25分の1か月プランの料金を比較してみると、
 
DMM英会話 2,950円(但し、キャンペーン料金。通常3,980円)
ラングリッチ 6,000円
レアジョブ英会話 6,264円
(2015年2月調べ)
 
キャンペーン中とはいえ、料金だけならDMM英会話の安さが目立ちます。
 
この他にも、少し形態は異なるのですが、QQイングリッシュの場合は毎月3,980円のプランにするとポイントが400ポイントもらえます。
 
このポイントで授業の予約をするのですが、講師のレベルによって25~100ポイントと必要なポイント数がバラバラです。そのため、1か月に学べる回数はあなたが選ぶ講師のレベルによって4回~16回となり、独特のシステムになっています。
 
また、英会話大手のイーオンのオンラインレッスンでは、10回のレッスンを25,920円(有効期間3か月)で受けられるようになっています。レッスン料のほかに、毎月の利用料540円と入会金5,400円がかかるので、今回比較しているオンライン英会話の中では一番高い料金になっていますが、対面でのレッスンと比べるととてもリーズナブルな設定です。

2. 親しみやすいフィリピン人講師と数の多さならDMM英会話、レアジョブ英会話 ネイティブ講師ならベストティーチャーやイーオン

次に、英会話を勉強する上で一番のポイントとなる「講師」についてですが、多くのオンライン英会話ではフィリピン人講師の割合が高くなっています。
 
その理由としては、フィリピン人にはネイティブと同じレベルで英語を話せて、親しみやすい性格の講師が多いという点があげられます。また、フィリピン人講師の場合、価格競争力や時差の少なさといった点でも欧米圏の講師よりも有利な点が多いようです。 
 
各オンライン英会話の講師数や講師の主要な国籍を調べてみました。
 
・DMM英会話:講師の70%がフィリピン人講師。講師数は世界60ヵ国に2,000人以上。
・レアジョブ英会話:ほぼ100%がフィリピン人講師。講師数は約4,000人。
・イーオンオンライン:ほぼ100%ネイティブの講師。専任講師は14名。日本在住の講師。
・ベストティーチャー:ネイティブ講師中心(20か国以上)。250名以上。
 
英会話初心者や「あまり肩ひじはらずに英会話を勉強したい」という方、そして予約の取りやすさで選ぶなら、DMM英会話やレアジョブ英会話がおススメです。
 
しかし、「やっぱり英会話は英語ネイティブから学びたい」という方も多いと思います。
 
そんな方には講師数は多くありませんが、ネイティブの講師が多いベストティーチャーやイーオンのほうが適していると言えます。
 
なお、イーオンのオンライン英会話は日本国内に在住の欧米系の講師で運営されています。料金の高さのウラには、やはりこのような特色があります。副業レベルではなく、プロの英会話講師としてのスキルの高さも感じられますね。

3. オンライン英会話のレッスン可能な時間は?

オンライン英会話の便利な点といえば、レッスンの受講可能な時間帯が長いことです。365日24時間OKというところもあります。
 
家事や仕事の合間や、帰宅後に自宅でと、自分のスケジュールに合わせて勉強しやすくなっています。
 
ほとんどのオンライン英会話の場合、レッスン可能な時間は朝6時~深夜1時前後が多くレッスンが集中する時間帯の平均は朝6時~8時ごろと夜21時から深夜0時ごろとなっています。
 
レッスン可能な時間をもう少し詳しく見てみると
 
・DMM英会話 朝6時~深夜2時
・レアジョブ英会話 朝6時~深夜1時
・ラングリッチ 朝5時~深夜1時
・QQイングリッシュ・ベストティーチャー 24時間
・イーオン 月-金:12時~15時、18時~24時 
       土:10時~15時 
       日:20時~深夜0時
       祝日は休み
 
となっています。
 
イーオン以外は対応時間が長く設定されていて、多くの方が勉強したい時間帯をほぼカバーしていると言っていいでしょう。
 
24時間レッスン可能なQQイングリッシュやベストティーチャーは、利便性が優れている点で人気があります。確かに、深夜でも早朝でも自分のライフスタイルに合わせてレッスンを受けることができるのはありがたいですよね。

4. 予約は取りやすいのか?取りにくいのか?

ネット上の評価を確認すると、講師数が多いDMM英会話やレアジョブ英会話では、自分の希望に合わせて予約が取りやすい状況にあるとユーザーからも評価されているようです。
 
単に予約を取るだけなら、不都合のない場合でも、「今日の先生に次のレッスンもお願いしたい!」と思った場合にはどうでしょうか。
 
どこのオンライン英会話でも人気のある講師がいます。せっかくレッスンを受けるのですから、自分と相性のよい講師やお気に入りの講師にお願いしたいと思うのはごく自然なことです。
 
が、講師を指名しての予約の場合には、DMM英会話やレアジョブ英会話でも予約が埋まってしまっているというケースが多くあるそうです。また、このDMMとレアジョブでは予約したレッスンが終わらないと次のレッスンの予約ができないシステムになっているため、講師指名の予約は取りづらい傾向にあります。
 
一方、講師を指名しても予約が取りやすいのは、QQイングリッシュとイーオンでした。両者ともに1ヶ月先までまとめて予約が取れるため、講師指名の予約も入れやすくなっています。同じ講師で英会話の勉強ができると、先生との距離が近づき、レッスン自体をより楽しめるというメリットも大きいでしょう。
 
また、ラングリッチでは継続利用する事で予約可能枠が優遇されるという仕組みになっています。
2ヶ月目からは1度に2枠、4ヵ月目以降は3枠、7ヵ月目以降だと4枠の予約が可能となるので、ラングリッチで学ぶなら継続利用を上手に活用するのがよいでしょう。
 
なお、DMM英会話やレアジョブの1日2回や3回といった複数回のレッスンコースであれば、1度に2枠以上の予約が可能です。
 
たとえば、DMM英会話は1日1回・25分コースが月額3,950円(通常価格)で、これでも十分安いのですが、1日2回コースにすると、月額6,500円とさらに割安な価格が設定されています。1回あたりの料金も安くなり、お気に入りの講師の予約が取りやすくなることも考慮すると、DMM英会話なら1日2回や3回コースのほうが大きなメリットを得られます。
 
毎日50分もしくは75分を英会話のために確保する意気込みのある方や、短期集中で英会話を上達させたいという気持ちのある方には、適したコースと言えます。

5. 実際の授業内容とテキストは?

最後に肝心のオンライン英会話での授業内容やテキストについてです。
 
イーオンでは専用のWebサービスを使ってレッスンを行っていますが、それ以外は「Skype(スカイプ)」でのレッスンとなります。
 
以下に各社の内容をまとめました。
 
・DMM英会話(スカイプ):オリジナルテキストと市販の教材を使用
・QQイングリッシュ(スカイプ):レベルチェック後にコース別にテキストを選択。英会話学習の反射力をトレーニングする「カランメソッド」を取り入れている
・レアジョブ英会話(スカイプ):毎日新しいテキストが追加 (初級者向けには日本語訳付)
・ラングリッチ(スカイプ):学びやすく、選びやすいテキストが豊富。英語面接練習用のテキストもある
・イーオン(独自のWebサービス):テキストの中で日本人が表現の仕方で間違いやすいパターンと良いパターンを比較できる。営業・経理といった業種別のテキストがあるので、より実践に近い勉強ができる
 
また、ベストティーチャーは、独自の学習法を取り入れています。
たとえば、自己紹介などのテーマを決めてから、講師と一緒に自分専用のテキストをSkypeチャットで作成し、それを基に英会話レッスンをしていくという学習スタイルです。
 
自分専用のため、今のあなたのレベルに合ったテキストになり、使いやすさは非常によいようです。ただ、添削後に質問したい場合、問い合わせる方法が用意されてないので、この点については少し不便かもしれません。

6. 無料体験レッスンはどのように受けられるのか?

ここまで人気のあるオンライン英会話について紹介してきました。
 
こんなに手軽なら「やってみたいな」、「まずは体験レッスンを受けてみたい」と思う方もいらっしゃると思います。私も仕事用の英会話のスキルを向上させるためにも、また勉強したいなという気持ちになってきました。
 
ここでご紹介したオンライン英会話では各々1、2回の無料体験レッスンを行っていますが、QQイングリッシュとイーオンだけは、無料体験レッスンのレベルであなたに合ったカリキュラムを推薦してくれます。
 
また、レッスンを開始した後も、QQイングリッシュはレッスン1回分、イーオンは別途2,980円でレベルチェックを随時受けられるため、学習の進捗をチェックするのに役立ちます。
 
他のオンライン英会話でもレベルチェックの必要性は感じているようで、DMM英会話では間もなく開始予定、レアジョブ英会話では導入を検討しているそうです。
 
さて、無料体験レッスンを受けるのに特別な用意をしなければならない、ということはありませんが、イーオン以外のオンライン英会話では、スカイプの準備をしておく必要があります。
 
既にスカイプ IDがある人は問題ありませんが、スカイプ IDをまだ持っていない人の場合は無料体験レッスンを受ける前に、あらかじめスカイプをダウンロードしてIDを取得しておきましょう。
 → http://www.skype.com/ja/
 
ヘッドセットがお手元にない場合には、用意しておいたほうがいいでしょう。
高価なものは不要です。スカイプでの使用がメインの目的なら、2000円や3000円前後の安いもので十分ですよ。

※まとめ※

オンライン英会話は今、大手から小規模なものまでざっと100社以上あるそうです。
 
そのなかから今回は代表的なもの、またはCMや英会話学習サイトなどで人気のあるところや話題になっているところを比較してみました。
 
私の個人的な印象ですが、各社の特徴を端的にあらわすと、、、
 
・レッスン料の安さ、講師数の多さ、予約時間の長さといった点では、DMM英会話やQQイングリッシュ
・ネイティブの講師陣と実用性でいえばイーオン、
・カリキュラムのきめ細かさや分かりやすさならラングリッチ、
・初心者でも学びやすいレアジョブ英会話
 
※上記はあくまで私個人のイメージを言葉にしたものです。
 
オンライン英会話は価格が安い点と、自宅で自分のスケジュールにあわせて好きな時に学べる点の2つが最大のメリットです。英会話スクールに通うのが難しかった主婦や学生、仕事が忙しく決まった時間が取れないビジネスマンなどあらゆる層で人気が高まっています。
 
じつは、私自身もオンライン英会話に興味を持っていた一人です。今までは、英会話の勉強の必要性を感じてはいたものの、忙しくてスクールには通えないからとあきらめていました。
でも、近々、どこかのオンライン英会話の無料体験レッスンを受けてみようかと思っています。

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