ドーナツの由来と綴り(doughnut or donut?)

2023年8月4日 17時30分

突然ですが、皆さんは「ドーナツ」の語源や由来をご存知ですか?
 
筆者はたまたま最近、ドーナツをテーマにした絵本を読む機会があり、
「そういえば、ドーナツはなぜドーナツと言うんだろう。doughとnut・・・?」
と、素朴な疑問を抱きました。
一度考え出すと、気になって仕方がなかったので調べてみました!
 
インターネットで見たところによると、
「ドーナツ」はオランダの「オリーボーレン(Oliebollen)」というお菓子が原点とのこと。
 
「オリーボーレン」は小麦粉、卵、牛乳、イーストなどで作った生地を揚げたもので、
オランダ語でolile=「油」、bol=「ボール」(bollenはbolの複数形)を意味するそうです。
 
この「オリーボーレン」がオランダからの移民によってアメリカに渡り、
「ドーナツ(dough=生地とnut=ナッツ)」という名前で広まったそうですが、
なぜ「nut」が登場するのか、気になりますよね。
 
それは、ドーナツの原型「オリーボーレン」の上に
元々はクルミが載せられていたことが由来しているそうです。
穴あきのドーナツが作られるようになった経緯はいくつか諸説あるようですが、
アメリカで当時クルミが入手困難だったため、
代わりに真ん中に穴をあけたという説もあるのだとか。
 
ちなみに筆者は「ドーナツ」の英語スペルは「doughnut」とばかり思っていましたが、
アメリカでは「donut」というスペルが使われることが多いと初めて知りました。
(1800年代後半からdoughnutの短縮形としてdonutと書かれることはあったようですが、のちに某有名ドーナツチェーン店がdonutというスペルを店名に使ったことで、アメリカで広くdonutというスペルが浸透したようです)
 
ドーナツのことを色々調べていたら、なんだか食べたくなってきてしまいました・・・!
   

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