一般的な英語の書式・体裁について
2015年9月28日 12時44分
英語で論文を書く時は、投稿規定に従うことが大前提・最優先ですが、一般的な文章で、
特に決まりがないときの、体裁をまとめました。
・文章を左寄せにする
日本語の文章ですと、通常「両端揃え」で設定することが多い(文章の左はしと右はしの両側がそろった状態にする)
のですが、英語にすると単語の中で間延びして見える部分が出てきます。
ネイティブからすると気になるようで、左寄せ(「文字列を左に寄せる」)が一般的です。
・フォント
Times New Roman、Arialを使用することが多いです。
Centuryは日本でよく使用されていますが、海外のOSだと文字化けすることがありますので、
海外の人とやり取りする時には、あまりお勧めしません。
・翻訳前、翻訳後の分量について
書式ではないのですが、一般的に日本語の文章を英語にすると、分量が増えるので、
スペースが足りなくなってしまうことが少なくありません。
例えば、スライドやポスターですと、一枚に収めたい…!ということがありますよね。
文字を小さくしたり、行間を狭めるなど、書式で調整することができれば、問題ありませんが、
スライドやポスターは見栄えの良さも大事です。
書式を変えたくない時には、日本語で文章を考える時点で、スペースに余裕を持っておくとよいです。
ちなみに、日本語から中国語の場合、逆に分量は減ります。中国語は漢字だけで表現できるので、
文字数が少なくなるようです。