海外への長距離フライトを快適に乗り切る工夫【パート１：荷物編】 論文翻訳・英文校正　研究者専門の翻訳会社　ワールド翻訳サービス

家族のルーツが海外にある筆者は、毎年家族の元を訪れています。
この夏もお休みをいただき、久しぶりに家族と再会することができました。
 
プライベートの旅行とはいえ、日本からは直行便がないため、
まずは乗り継ぎの経由地まで13時間超えのフライト、
さらにその後、待ち時間を挟んで約2時間の飛行が続きました。
（ドアtoドアでは1日以上の移動となりました）
 
特に今回は、カムチャッカ半島で発生した火山噴火の影響で
航空会社が迂回ルートを検討していたため、
通常より離陸が遅れ、改めて長距離移動の大変さを実感しました。
 
弊社をご利用いただいているお客様の中には、
国際会議やビジネス出張で海外へ頻繁に渡航される方も多いかと思います。
目的地に到着した直後に重要なイベントを控えている場合は、
移動中のストレスは出来るだけ減らしたいですよね。
 
そこで今回は、筆者が実際に旅行中に行っている、
「長距離フライトを少しでも快適に過ごす工夫」をご紹介します。
海外出張の多い方にとって、何かしら役立つ情報になれば嬉しいです。
 
※以下の記事は、エコノミークラスでの体験を基にしています。
ビジネスクラスなど他のクラスではサービス内容が異なる場合もありますが、
あくまで一例としてお読みいただければ幸いです。
 

長時間のフライトの際、筆者が毎回実践しているのが
名付けて“マトリョーシカ式バッグインバッグ術”です。
 
機内持ち込みバッグの中に、用途別の小バッグを仕込んでおくことで、
必要な物をすぐに取り出せるため、探し物のストレスがぐっと減ります。
 
★特におすすめは「お手洗い用サコッシュ」
財布・パスポート・除菌シートなど、
最低限の貴重品と衛生用品を入れた小さなサコッシュを、
手元に置くバッグの中に入れておきます。
 
バッグのなかでは、ストラップの紐を軽く結んでおけば嵩張らず、
お手洗いに立つときは、それだけをさっと取り出せばOK。
 
機内トイレには荷物を掛けるフックがない場合もあるため、
首からかけられるサコッシュは非常に便利です。
 
また、このサコッシュは現地滞在中にも活用の幅が広く、
例えば筆者は、海水浴で訪れたビーチなどで重宝しました。
身軽に動きたい場面にぴったりのアイテムです。
 
★さらにもうひと工夫：「使う／使わないかも」で仕分け
頭上の荷物入れに入れる大きなバッグの中身は、
使う頻度によってざっくり仕分けしておきます。
・よく使うもの（例：イヤフォン、のど飴、ウェットティッシュ、携帯スリッパなど） 
→ 手元に置くバッグにまとめておく
・念のために持ってきたもの（例：常備薬、予備マスク、着替えなど） 
→ 別のポーチにまとめて大きなバッグの中へ
 
この仕分けをしておくと、搭乗時の混雑の中でも荷物をスムーズに出し入れでき、
フライト中に席を立って探し物をする手間も省けます。
 

筆者は過去に目的地到着直後、体調を崩してしまったこともあるので、
旅行中の衛生面には気を付けるようにしています。
荷物について言えば、飛行機の機内はたくさんの人が利用する空間なので、
バッグを直接床に置くのが気になる方もいるかもしれません。
そこで便利なのが、洋服を購入したときなどにもらえる不織布の衣装カバーです。
 
搭乗後、足元にそれを1枚敷き、その上にバッグを置くだけで、
なんとなくですが、少し気持ちよく過ごせる気がします。
 
このアイディアは、以前利用した日本のエアラインでのサービスを参考にしました。
ちょっとした気遣いですが、長時間のフライトにはありがたい工夫です。
 
続きはパート2でご紹介いたします。
お時間のあるときに、またお立ち寄りいただければ幸いです。
 

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